ALL on 4

All-on-4 ( オールオンフォー )

重度歯周病の方にむいた治療

All-on-4 ( オールオンフォー ) とは総入れ歯の方や多くの歯を失った方に、4本のインプラント体をバランスよく骨に埋入し、全部の歯を4本のインプラントで支え、12本分の歯と歯肉を構成する一連の施術のことです。その日に固定式の仮の歯をいれますので、すぐに噛むことができますし、機能面だけではなく、審美的な歯を獲得することができます。4本のインプラントでブリッジを固定し、手術即日に噛む機能と審美性を回復するまったく新しいコンセプトの術式です。

1日で全ての歯が固定式に

歯がぐらつく・ガタガタ、入れ歯が痛い・合わない、インプラントを断られた、骨がないといわれた、そのような患者さんでも「たった一日頑張れば固定式の歯が入ります」。

ALL on 4

All-on-4 ( オールオンフォー ) の特徴

その日に固定式の歯が入ります

手術したその日に固定式の歯が入ります

骨の移植などの必要もなく、抜歯からインプラントの埋め込み、仮歯の装着まで、1日で行うことが可能です。

高い咀嚼能力

総入れ歯と比べ高い咀嚼能力

4本のインプラントに歯を固定することで、食事の時に入れ歯が安定して動きません。つまり入れ歯ではなく本来の歯と同じように安定して使えるようになりました。

費用を抑えられます

通常のインプラントより費用を抑えられます

4本のインプラントで最大12本の連結した歯が入れられるようになっています。また、従来の治療方法に比べ、治療の回数を減らすことが可能です。

これまでのインプラントとの違い

これまでのインプラントとの違い

従来、歯を全て失ってしまった方のインプラント治療には、上下それぞれ8~10本のインプラントを必要としてきました。
治療期間は非常に長く、治療費もとても高額でした。
All-on-4 ( オールオンフォー )なら治療コストを低減でき、治療期間も大幅に短縮する事が可能です。

治療のながれ

①CT検査•準備

診査・診断

レントゲン写真を撮り全体的な治療計画を立てます。お口の中の型を取り、かみ合せを確認。手術後に装着する仮の歯をあらかじめ作製します。

②手術

手術

顎の骨にインプラントを埋める手術を行います。その日に仮歯が入ります。約1日かけて行います。

③消毒・抜糸

消毒・抜糸

手術をした翌日に傷口の消毒を行います。10〜2週間後に糸取りを行います。痛み・腫れなど、傷口の状態や、噛み合わせを確認していきます。

④最終ブリッジの取り付け

最終ブリッジの取り付け

All-on-4 ( オールオンフォー ) 手術にてインプラントの埋め込みから約半年後に、最終ブリッジと交換します。 最終ブリッジを取り付けた後はご自分の歯のように噛めるようになります。

手術当日の治療のながれ

①術前説明・投薬

術前説明・投薬

手術後の注意事項、治療の流れなど説明していきます。事前にお薬をお飲み頂きます。

②インプラント埋込

インプラント埋込

抜歯が必要な場合は抜歯をします。歯茎を切開してインプラントを埋め込みます。麻酔をしてから行うため、痛みは感じません。

③休憩

休憩

インプラントを埋め込んだ後は、しばらく休憩します。

④仮の歯の装着

仮の歯の装着

インプラントを埋め込んだ数時間後には仮の歯が装着できます。All-on-4 ( オールオンフォー ) は1日で治療可能です。

不安が大きい方へ 静脈鎮静麻酔

手術が必要な治療に対しては、とりわけ恐怖心が強くなってしまいます。そのため、治療を躊躇されている患者さんも少なくありません。腕の静脈に点滴をして鎮静剤を注入する方法です。点滴して数分後にお薬が効いて眠くなります。意識はありますが、不安や緊張が和らいで痛みが感じにくくなります。
うたたねしているような心地よい気分で治療を受けていただくことができ、不安や苦痛を感じることは一切ありません。

不安が大きい方へ 静脈鎮静麻酔

治療後の清掃について

インプラントは、虫歯になることはありませんが、「インプラント周囲炎」になることがあります。

原因は、お口の中に残った食べカスやブラッシング不良による磨き残しです。これらは、時間が経つと『プラーク』とよばれる細菌のかたまりになり、インプラントを支える骨や歯茎が痩せ、最悪の場合には、インプラントが抜け落ちてしまいます。

また、お口の汚れは、身体の抵抗力が低下すると、細菌性肺炎を引き起こすとされています。
インプラント治療後も、お口の中を清潔に保つことはとても重要です。

「人工歯」部分を清掃する場合

歯ブラシで汚れを落としましょう。使用する際は、歯ブラシの毛が硬いもの使うことや、ブラッシング時に力を入れてゴシゴシと磨くことは避けましょう。歯茎や人工歯を傷つけ、汚れが残りやすくなります。

「人工歯と歯茎の間」や「インプラントの周囲」を清掃する場合

歯間ブラシやスーパーフロスなどの補助的清掃用具を使うと、的確に汚れを落とすことができます。なお、人工歯と歯茎の形態によっては、ご自身で磨くことが難しい場合もあります。その場合は、ジェット水流洗口器や、音波歯ブラシなどの水流によって汚れを洗い流すものを使う方法もあります。

インプラントの治療方法種類

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骨造成治療